SE構法だから叶えられた『光あふれる中庭の家』

まるで美術館のようなお住まい

S 様邸

家族構成夫婦
所在地東京都町田市
竣  工2017年11月18日
敷地面積157.66㎡(47.69坪)
延床面積199.61㎡(60.38坪)
1階71.16㎡(21.52坪)
2階㎡( 坪)
3階㎡( 坪)
構造/工法SE構法/外断熱二重通気工法

海外のご生活も含め、マンション、一戸建など多くの建物でのご生活を経験の中から
10年以上理想の家の設計をなさっていたというS様。
プランを実現できる土地に出会って実現された、その素敵な家づくりとは・・・・

コンセプトは、『外に閉じ、内に開く』お住まい。
そのコンセプト通り、外玄関、イングルヌックを抜けたその先は外部の喧騒を感じさせない、中庭と玄関が迎えてくれます。

薪ストーブの炎に癒される

感動のある、美術館のような住まいもS様がコンセプトとして挙げられていたことのひとつ。
廊下、階段等、家のあらゆるコーナーに素敵な調度品や季節の置物が飾られています。

2階はプライベート、主寝室と水廻りのスペースです。
アメリカにお住まい経験のあるS様。
寝室にWICや水廻りが隣接した西洋式の寝室で暮らして便利だと感じられたことから、
このようなプランをご希望されました。

寝室コーナーは畳ベットで旅館のようにくつろげそうです。
また床と畳の段差を利用して、大容量引出し収納があります。
お休みの時は、障子を閉めて。
障子を閉めると行燈のような雰囲気で素敵です。

3階は中庭からの光あふれるLDKです。

ダイニングは西側にもバルコニーがあり、河原や遺跡周辺の緑が目に飛び込んできます。
お伺いした時にお住まいづくりのご感想をお伺いしながらティータイム。
とても優雅に過ごさせていただきました。

リビングテレビバックにはタイルをあしらって。TV前にはプロジェクターも仕込まれています。ソファー後ろはキッチンなので、ゆったりコーヒーをいただきながら過ごすのにも便利ですね。

大空間よりは緩やかに仕切られた空間の中で気分を変えてくつろぐのがお好きとか。
そのような訳で3階の畳コーナーはリビングとは少し離れたところにあります。
床の間コーナーがあるとお茶室のようですね。   

家づくりを始めるきっかけ~完成した時のご感想などS様にお伺いしました。

家づくりを始めるきっかけ~完成した時のご感想などS様にお伺いしました。


Q1.家づくりを始めたきっかけはなんですか。

A1.前からいつかは自分の思い通りの家を建てたいと思っていました。愛犬が亡くなって介護から解放されたので、家づくりに時間が割けるようになったこともあり、年齢的にもこの後の人生の基盤となるような家が欲しくなってきました。


Q2.どんな家にしたいと思っていましたか?

A2.過去に住んだ住環境の問題点を解決した家。
防犯と防災性の高い、家族にとっての結界となるような空間。
空間的にも照明的にも陰翳のつく空間。
将来SOHOに転用できるような柔軟性のある間取り。艶のある和モダン風。
マンションの利便性と戸建ての独立感が両立された住まいが希望でした。


Q3.和工務店に家づくりを頼まれた決め手は何ですか?

A3.SE構法の認定ビルダーであったこと。外断熱の二重通気構法であったこと。情報を発信し続けていたこと。打合せを重ねる中でともにいい家を作る姿勢が感じられたので。現場から近かったことなどです。


Q4.完成した時の感想をお聞かせください。

A4.家を作るということは、こんなに多くの人の力を集めないとできないのかとまず驚きました。
同時に、それぞれの専門家のノウハウの凝縮した成果が家という形になることも理解できました。
大工さんがいい家を作るという志と強い責任感を持って厳しく仕事に臨んでいる点には感動しました。
設計に携わる方たちには、仕事とはいえ施主である私たちの意見を愚直なまでに聞いてくれたことにも感謝しています。
また、建築中に何度も現場に足を運んで、大工さんと実物を見ながら追加工事をお願いできたのも助かりました。
家を作るのは多くの人が携わる一大プロジェクトなので、自分の心の中の欲しい家のイメージを鮮明に持ち続けることと、
それをどう関係者に伝えるかのコミュニケーションに腐心しました。
外壁の色を決めるのに参考になる家の周りを時間や天候を変えて通ってみたり、タイルやキッチンのショールームに足繁く通ったりしたのは、今となってはいい思い出です。”


KAZのスタッフもS様とご一緒に色々勉強させていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


撮影:写真家 砺波周平氏


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