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1/26 ゼロエネルギー完成宅見学会
「普通でいいんです。」(森さん) 森さん普通じゃないですよ(笑) 家づくりに永く携わっている森さんはやっぱり良いものをご存知だなあと 思いました。適材適所とは森さんのお家のことですね! 使い勝手と美しさ。 両立するのは形だけでなく素材も大事だということを教えていただきました。  担当設計士
大津磨き。左官屋さんの手技が美しい

わたし、アレルギー持ちなんですよ。
地震に強い家、住み心地の良い家。
そこ”だけ”、こだわりました。


プロローグ
今回、お話を聞かせていただいたのは、森さん。
和工務店の社員で、勤続年数二十年!
自宅の建て替えでSE構法を選んだ理由と
期待した点、不安だった点など、いつも明るい
森さんらしくストレートに話していただきました。

「普通がいいんです。」

よくよく伺うと、普通ではない普通。
お客様との様々な家づくりを経て、
当たり前に感じてきた住み心地の良さとは?
家づくりのノウハウをお聞きました。

本音でインタビュー 和工務店 社員 森さん(施主)× 和工務店インタビュアー 若月(広報)
その1 求めたのは、まずは頑丈な家

若月(以下、ーー)

家づくりのプランでこだわられた点について教えて下さい。

森さん

そのうち絶対大地震が来るから、とにかく「耐震」を考えました。

将来迎える予定の父や、息子たちとの三世代同居を考えて3階建てで考えていたんですね。

それで、3階建てなら耐震面も安心なSE構法にするという以外の選択肢はありませんでした。

ーー

他のハウスメーカーや工務店などは検討されなかったのですか?

森さん

全く無いです。
自分で自由にできるということが第一のポイントでした。自分で打ち合わせできるし、業者さんともやりとりができるし。

長年勤めている中で、私の好みを全部社長もわかっているので事細かな説明をしていかなくてすむかなという期待もありました。

だからプランに関する打ち合わせも、私の場合は30分ほどで終わりました。敷地も旗竿地だから、自ずとカタチは決まってくるんですよね。それ以上手の入れようがない。

私としては、本当に普通の家で良かったんです。奇をてらうこともない。

  • 素材が良い
  • 住み心地が良い

家がいいと思っていたので、それを十分に発揮してもらえるだろうと感じていました。

あとはこれまでの姿勢から、この会社を信頼していたということですね。

人の手仕事や天候にも左右される仕事ですから、いろいろあるとは思いますが、それはクリアすればいいだけの問題で。

あと、私は無垢の梁を化粧で出すことにこだわりがなく、むしろ好きではない方だったので、その点からもSE構法でという結論でした。

その2 シックハウス症候群知らず

ーー

では、続いて先程うかがった「素材が良い」「住み心地が良い」という部分について具体的に教えてもらえますか?

森さん

もともと私はシックハウス症候群に悩んでいたんです。

最初に建てた家で・・・

住んでからしばらくはめまいがひどかったりと大変だったんで、自然素材がいいなとはずっと思っていました。

ーー

ただ、SE構法には強度性能確保のために集成材が使わますよね。

森さん

そう。だから「床板は無垢材にして、家内壁を漆喰*にしたい!」とリクエストしました。

使えるところには全部自然素材をという方針で。

*漆喰にはシックハウス症候群の原因物質とされるホルムアルデヒドの吸着・分解効果があると言われている。


ーー

元の一軒目はいつからのお住まいだったのですか?

森さん

結婚してから、ハウスメーカーで建てました。

ーー

結婚されてからということは、建ててから30年前後ですよね。まだまだ住み続けられたと思うのですが?

森さん

きちんと作られた家ではあったと思うんですよ。

ただ、耐震に関する法律の厳しくない時代(30年前)に建てた家だったので「絶対あぶないな・・・」という心配がありました。

あと、温熱環境がすごく悪かった。。
サッシは結露するし、夏暑いし、冬寒いし。
ヒューヒュー隙間風が入ってくる家だったので。

ただ、それはリフォームしようと思っていたんです。

ところが、ある時、父が「家建て変えたら?」とか言うから、「うん!じゃあ建て替える!」と急に建て替えで話が進みました。

ーー

なにかお父様の状況にタイミングとかがあったのでしょうか?

森さん

いや、きっかけになるようなことはまったくなかったんですが、「ぽっ」と思いついたように「家建て替えたら?」と言うから、急にそんな話になりました。

もしかしたら我が家には両親揃って泊りがけでよく遊びに来てくれていたので、家の老朽化が気になっていたのかもしれません。

ーー

先程、「夏暑くて、冬寒い」というキーワードがでてきました。しかし、これって他の家との「住み心地」を比較しないとよく実感できない点だと思いますが、なにかそれを感じたきっかけがあったのでしょうか?

森さん

もう、それは「断然違います」よね。
最初から。

勤め始めた時(2000年)に、「夏涼しく、冬暖かい家」と言われていて、「そんなのあるわけ無いじゃん!うそでしょそれ!」と思っていたのですが、それがやっぱり断熱をちゃんとしたとたんに冷暖房しなくても床下から冷たい空気が上がってきて夏は涼しめで、冬は日光を取り入れれば温かいというのにびっくりしたんです。

「あっ、本当だったんだ!」というのは、ここで仕事を初めてからすぐにわかったので。

それと、私は化学物質に敏感に反応してしまう(アレルギー性鼻炎)ので、現場に行くとニオイがぜんぜん違うんですよね。

それで、絶対こっちの方(KAZの家)がいいなと思っていました。

お客様の家が、ずっとすごく羨ましかったんです!(笑)

ーー

ではつぎに「住み心地」で重視された点について教えていただけますか?

森さん

私も息子もアレルギー持ちで、私は特にひどいアレルギーなのですが、漆喰がされた家に行くと、ちゃんと塗り壁をぬった家に行くと、全然空気感が違うんですよね。

空気がまろやかというか。

それは現場に行って体験していたので、漆喰の塗り壁がいいなと思っていました。

主人も「心地がいいね。」と言います。

今までの家の壁はクロスでしたし、割と主人も繊細に感じ取る方なので、喜んでくれています。


ーー

漆喰をどこまで利用されたのですか?

森さん

全部です。

寝室と音楽室と息子の部屋はフェザーフィール(ローラーで塗るタイプの漆喰)にしましたが、あとは漆喰の塗り壁です。

ーー

それは、コストアップになる部分ですよね?

森さん

ですです!
散々コストアップでしたね~(笑)
若月をチラリ(-ω☆)

ーー

特に森さんのところは引きずりで凹凸が多く、表面積が大きいタイプでしたからね。
厚くも塗っているからより効果も高いんでしょうね。

漆喰の凹凸が美しい

森さん

それができる人が日本にも数人しかいないというので、その職人さんの施工例を主人と二人で山梨まで見に行きました。

それで主人も気に入っちゃって。

ーー

そういえば、森さんのお宅を見て、他のお客様で採用された方がいらっしゃいましたね。

森さん

やっぱり繊細な方は家に入ると空気が違うのをわかってくれるようです。

ーー

あとは「床材」についても少し聞かせてください。

森さん

無垢の床材はチークにしました。
色もいいですし、メンテナンス性が高いところが気に入りました。

自然素材というのが私にとって大事な点でした。

その3 家づくりは魂と魂のふれあい

ーー

最後に、和工務店で長らくコーディネーターを勤められている森さんから見て、これから家探しをされている方へ「施工会社のここはちゃんと見たほうが良い!という点」についてアドバイスをいただけますか?

森さん

大工さんの腕!

ーー

う~ん、なかなか見通しにくい話ですね(笑)


森さん

それは、現場に行ったらすぐにわかります。
でも、それはモノを見る目がないとわかりづらいかもしれませんが。

完成見学会が一番わかります。
細かい納まりがどうなっているかという。

KAZだと、施工例をお客様にお見せするだけでそれに気づいてくれる人も結構いるんですよね。

家具の作り込み方なんかも、ちゃんと見る人は見てくれているんだなと感じます。

KAZの自社工場 KAZOKU工房でつくられる造作家具とチークの床

ーー

工務店やハウスメーカーを見比べる方法については何かありますか?

森さん

私は和工務店のみでしか考えなかったのであまり参考にならないと思いますが、よくお客様から言われるのはKAZは見積もりがわかりやすいと感じられている点です。

明細がわかりますから。

それがとても良心的だなと感じました。
あんなに出してくれないところが多いみたいですから。

「こんなに細かくやっているんですか!」と言ってくださるお客様も多いです。

あと、プランに関しても施主が希望したプランを持っていくと、なかではそれがそのままのカタチで進行していって、悪いところも修正案がないまま最後までというところもあると聞きます。

KAZではそこを元に、お客様のアイデアから繋がりを読みとった上で暮らし方のイメージを提案してくれたから良かったのだとおっしゃられたお客様もいらっしゃいました。


ーー

他には、設計担当者との相談の仕方についてはどうでしょうか?

森さん

やっぱり信頼ですね。
人は駆け引きされるとやっぱり構えますよね。

駆け引きではなく、本当の魂と魂のふれあいが必要だなと(笑)

ぶつけ合うだけでなく、自らの心を研ぎ澄ませてから行くことも大事。そのためには何ができるか、どれだけ考える時間を丁寧に取れるのか。

そして、この人なら信頼できるな!というものが感じられれば、絶対うまく行くと思っています。


ーー

最後に、コーディネーターとしての森さんご自身がお客様との家づくりで大切にしていることはありますか?

森さん

やっぱり、「生活の中で大事にしていること」です。

読書の時間が一番大事とか、
その人はピアノを弾いているのか、
食事をつくっているのが大事なのか、
子どもと一緒にいるのが大事なのか、
テレビを見ているのが一番大事なのか、

それですよね。

雑誌の切り抜きやスナップなどなんでもいいのでプランの打ち合わせで持ってきていただけると理解がより深まると思います。

ーー

本日は長時間のインタビューにお付き合いいただきありがとうございました。今度はインタビュアーを逆にしてまたやりましょうね(笑)

森さん

こちらこそ、ありがとうございました^^

森 様邸

家族構成夫婦+親・子世帯
所在地神奈川県横浜市
竣  工2015年6月
敷地面積141.45㎡(42.78坪)
延床面積194.71㎡(58.89坪)
1階75.96㎡(22.97坪)
2階71.95㎡(21.76坪)
3階 46.8㎡(14.15坪)
構造/工法SE構法/外断熱二重通気工法

エピローグ:設計担当より

「普通でいいんです。」(森さん)
森さん普通じゃないですよ(笑)
家づくりに永く携わっている森さんはやっぱり良いものをご存知だなあと
思いました。適材適所とは森さんのお家のことですね!
使い勝手と美しさ。
両立するのは形だけでなく素材も大事だということを教えていただきました。
仕事をしながらの家づくりは大変だったかと思います。
そんなことは表に出さず、いつも笑顔で楽しそうにしている森さんに
何度助けられたことでしょう。本当にありがとうございます。
これから長いお付き合いになりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

和工務店 木崎 太史


事例紹介

家族三世代が心地よく暮らす家