【ご報告】8/24 構造見学会の当日の様子&山長商店のインタビュー

先月末に行いました構造見学会の様子をご報告します!

当日は山長商店の真鍋様もいらっしゃり、わかりやすく説明していただきました。

当日は猛暑の中、お客様にご見学いただきました!

酷暑と言われる中、開催が心配になっておりましたが、お客様の負担になりにくいよう工夫しながら開催しました。

高台にある現場で、風通しも良く、時折入る風が心地よいときもありました。

また、隣接する2棟の比較がしやすいとのことで好評でした。

【インタビュー】合間の時間に伺いました。

午前の部、午後の部の合間の時間に山長商店真鍋さんにインタビューさせていただきました。

和歌山、紀州材の老舗林業でもある山長商店。

真鍋さんが関東の工務店を営業として駆けまわる様子やその想いなど

素敵なお話をたくさん聞かせていただきましたので、

ここで併せてまとめさせていただきます。

「山長商店に入社して27年。初めは営業をするなんて思っていませんでした。」

初めはプレカットの設計として山長商店へ入社された真鍋さん。当時の社長に設計のことがわかる人材として商談に同行するうちに「よりたくさんの人に広めていきたい」という社長と主に、巡りゆく中で営業がメインの仕事になっていったそうです。

現在は、「月に1度のペースで関東にお邪魔してまわらせてもらっています。」とのこと。

情報を知らずして、建てた後に公開してほしくない

「初めの頃は、上手く伝えられなくて、工務店のイベントに行っても説明より掃除や運営などの手伝いしかできませんでした。」と言っていましたが、直接お客様と会話していくうちに、もっとたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちが強くなっていったそうです。

「建ててから知って後悔されるよりも、建てる前にお会いして、良さを知ってもらいたいと思っています。」

とお話しされていました。

「日本の林業を絶やしてはいけない」という想い

「輸入材に頼らずに、国産材だけで住宅を広めていってほしいと願っているんです。」と真鍋さん。「それは、日本の林業を守るためにもなります。」

木材は使う分だけ伐採して、また植林していきます。オーダーが入らなければ切ることができません。必要がありませんから。

しかし、これだけ住宅を建てられる人々が減ってくる中でも輸入材も取り入れていると、日本の林業は益々木を切る木を植える機会を失ってしまうからです。

「自分は紀州材ですが、国産材の素晴らしさを広めていくことを使命と思ってまわっていきます!」

真鍋さんの素晴らしいお話は、見学などでもたくさん聞かせていただくことができます。

是非この機会にご参加ください!