肌寒く感じる日が増え、そろそろ火のぬくもりが恋しい季節になってきました。
和工務店の事務所でも、ペレットストーブに火をともす日が待ち遠しくなっています。
ストーブの魅力は、部屋を暖めることだけではありません。
ゆらゆらと揺れる炎を眺めたり、薪がパチンとする音に耳を傾けたり。火のある空間で過ごす時間には、どこか心がほっとするような心地よさがあります。
今回は、和工務店の施工事例とともに、薪ストーブやペレットストーブのある暮らしをご紹介します。
手軽に炎を楽しむ、ペレットストーブ
実は、事務所にペレットストーブを設置するまでは、「火を楽しむなら、やっぱり薪ストーブでないと」と思っていました。
ところが、使ってみると印象が変わりました。
ペレットストーブは、木質ペレットを燃料にして炎を楽しむストーブです。
小動物の餌のような、コロコロとした木質ペレットを燃料タンクに入れると、手軽に本物の炎のゆらぎを楽しめます。
ストーブから伝わる輻射熱で、体がじんわりと直接温められるような感覚も、とても心地よいのです。
薪ストーブのように薪を準備する必要がなく、比較的気軽に火のある暮らしを楽しめることも魅力の一つです。




音もぬくもりも楽しむ、薪ストーブ
お施主様からも、毎年何軒か、ペレットストーブや薪ストーブを設置したいというご相談をいただきます。
火を眺めながら、ゆったりと週末を過ごす。
そんな時間を楽しみたい方におすすめなのが、薪ストーブです。
薪ストーブには、また格別の楽しさがあります。
刻々と表情を変える炎はもちろん、薪がぱちぱちとはぜる音や、勢いよく燃えるときのゴーッという音。
火を眺め、その音に耳を傾けていると、ゆっくりと時間が流れていくように感じます。
薪をくべ、火を育てていくことも、薪ストーブならではの楽しみです。
寒い日の夕方、ストーブに火を入れる。炎が安定してきたら、暖かな空間で本を読んだり、家族と話をしたり。
いつもの暮らしの中に、そんなひとときがあるのも素敵ですね。


ストーブのある空間をつくる
ストーブを住まいに取り入れるとき、楽しみの一つが、ストーブの周りをどのように仕上げるかということです。
タイルやレンガ、石など、背景となる素材やストーブのデザインによって、空間の印象は大きく変わります。
ストーブを主役にした空間にするのか、それとも住まいの中に自然になじませるのか。
素材の選び方や配置によって、さまざまな表情が生まれます。


<写真:早川邸・松井邸・柏木邸>
レンガ調の壁、白い空間、木とタイル。それぞれの住まいに合うしつらえ。

ストーブのある場所が、家族が自然と集まる場所になったり、ゆっくりと自分の時間を過ごす場所になったり。
住まいの中に、そんなお気に入りの場所があると、冬の楽しみも増えそうです。

白い壁になじむ、自宅の薪ストーブ
私の自宅にも、薪ストーブがあります。
ストーブを置く壁には耐火野地板を用い、白く仕上げました。
あえて壁を強調しすぎず、住まいの中に自然になじむようにしています。
ストーブの存在感を楽しみながらも、空間全体がすっきりとまとまるように考えました。

白い壁と土間にすっきりと納めた、自宅の薪ストーブ。
もちろん、こうした仕上げは安全性を確保したうえで考えます。
ストーブを設置する際には、本体や煙突と周囲の木材などとの距離を確保し、必要な遮熱や通気のための空気層を設けるなど、低温炭化による火災の防止にも細心の注意を払っています。
また、気密性の高い住宅では、排気だけでなく、燃焼に必要な空気をどのように取り入れるかも大切です。
ストーブを取り入れる場合は、住まいの換気計画と合わせて検討しています。
火のある暮らしに、ご興味がありましたら
薪ストーブやペレットストーブは、暖房器具であると同時に、暮らしの楽しみを広げてくれるものでもあります。
炎を眺める時間、薪がはぜる音、ストーブを囲んで過ごすひととき。
そんな暮らしにご興味がありましたら、ぜひ和工務店にご相談ください。
和工務店では、これまでの施工事例をご紹介しながら、住まいに合ったストーブの取り入れ方を一緒に考えています。
また、私の自宅は在来工法のショールームとして、皆様にご見学いただいています。
ストーブのある空間を実際にご覧になりたい方も、ぜひお気軽にお声がけください。
寒い季節が、ちょっと楽しみになる。
そんな暮らしを、住まいづくりから考えてみませんか。








