和工務店は、若手大工の育成にも力を入れていますが、その中の一人である社員大工の『 堀 雅英 』くんが初出場し、この度「第38回 青年技能競技大会」に出場し、表彰されました!
結果は、「審査員奨励賞」
こちらは、「若手の中から特に優秀な方に贈られる賞」とのことで、初出場ながらとても好成績でした。
周りをリードするスピード感
若い職人が、技能を競う大会ですが、今回は「四方転び踏み台」を制限時間内に作り、審査されるものです。
制限時間内に間に合わない出場者もいる中で、彼は迅速にてきぱきと作業しておりました。
実況やインタビューでも「急ピッチで仕上げている選手!」と言われるほどでした。
早いのは、動きに無駄がないから
早さを競い合うと雑になることもありますが、彼の場合は違いました。
大会で実際に見ていたところ、時間をかけるところはとてもかけている印象で、鉛筆で何度も細かい線を入れていたり、何度も手で触れてじっくり確認しながら仕上げを行っている場面もありましたが、掃除などは手際が良い。ゴミが散らかっていないことも素晴らしいことだなと感じておりました。
以前、話してくれていた「大切なのは、音とリズム感」
以前、会社内の加工場で言っていた「上手い職人の音とリズム感を覚えることの大切さ」について、思い出したことがありました。
「腕のいい職人は音とリズムが違うんです。だから、自分も近づけるようにその音とリズムを思い出して作業しています。」
勉強熱心な彼は、技術力の高い職人と一緒に作業しているときに気がついたようで、このような話をしてくれました。日頃から技術力を高めようと努力している、素晴らしい大工です。
歳は若いですが、熱意とスキルが素晴らしい、今勢いのある若手職人の堀くん。
今後の活躍が楽しみです^^
職人、スタッフ共々、今後ともよろしくお願いいたします。