令和4年度(2022年度)「地域型住宅グリーン化事業」(補助金)応募がはじまりました!

今日は補助金のお話です。「地域型住宅グリーン化事業」はご存じでしょうか。

これは政府が推進している事業で、「中小工務店等が連携して取り組む良質な木造住宅等の整備を支援します」というもので、対象の建物は国より一定額を限度とした補助金が支払われます。

わかりやすい資料が国土交通省より出ています。(こちらPDF資料です

まずは、事業に参画する企業の登録から開始されますが、令和4年4月27日付で令和4年度地域型住宅グリーン化事業に関する公募が国土交通省より開始されました。

応募の条件の性能基準が一律引上げ

今年度は、長期優良住宅認定基準等の見直し(制度改正)に伴って、性能基準が一律に引き上げられました。

断熱性能基準はZEH値基準に

Ua値 0.87→0.6

断熱や構造の基準が引き上げられても、KAZの今までの仕様を変更することなくクリアできる内容でホッとしています。

ZEH又はZEH水準の住宅の耐震性に関する要件

省エネ化等の影響で建築物が重量化していることを踏まえ、構造計算、あるいは耐震等級3以上の性能が求められるようになりました。(施主の同意書がある場合は特例あり)

KAZの仕様の場合

「令和4年度地域型住宅グリーン化事業グループ募集要領」に基づき、対象となる住宅タイプと、それにより補助額が異なります。

KAZの仕様の場合は下記内容が補助の対象になります。

長期優良住宅 125万円

ゼロエネルギー住宅(長期対応)155万円

若者子育て世代加算 30万円が加算されます。

※まだ募集段階ですので、採択の結果は夏頃となります。

補足:対象になるのかどうか

このお話をすると、気になりますよね?「私の家は対象になるのかどうか」

ですが、正式には採択後にお話になりますので、採択されなければお話ができません。

ただ、今お話しできるポイントは契約日と着工日です。

そのポイントは2点

①令和4年度内事業ですので、契約日は年度内の方であること。(令和4年4月1日以降)

②採択後の着工かどうかということ。

それ以外にも条件がありますが、最低限の話だけ載せておきます。※難しいですが、補助金は必ずもらえるわけではないということをご理解ください。

最後に

これから注文住宅を検討される際、建物価格を考える上で「補助金」を加味してみることも一つもかしれません。また、住宅における補助金はたくさんありますが、その対象となる建物は「性能基準がクリアできている優良な家」であることがほとんどです。

補助金は対象となる家かどうか、金額がいくら出るのかわかりにくいですよね。

そこで、和工務店では補助金セミナーを6月に開催予定です!

詳細は近日中に公開しますので、お待ちください!

参考URL:報道発表資料:令和4年度地域型住宅グリーン化事業 グループ募集の開始<br>~地域の中小工務店等が連携して取り組む良質な木造住宅等の整備を支援します~ – 国土交通省 (mlit.go.jp)

(国土交通省より)