左甚五郎の忘れ傘?

リフォームご依頼のお施主様宅の屋根に大工さんの忘れ物を発見、日本の昔話を思い出しました。

先日の台風の被害で会社のお近くの方から、補修工事等のご依頼を多く頂いています。
本日は代表の佐俣が成瀬のN様宅へ訪問。
ロッククライミングのロープを使って屋根に上り、現状を確認させていただきました。
屋根の上に何十年も前の大工さんの忘れものを発見。
柄の部分はなくなっていましたが、カナツチのお忘れものです。

これを見て、日本の昔話を思い出しました。
『左甚五郎の忘れ傘』
日本の名工、左甚五郎が京都の知恩院の本堂をさせた時、
余り完璧すぎると神様が嫉妬して不幸を起こすという言い伝えを知っていたために
お堂の瓦を2枚わざとつけず、又、自分が使っているから傘をわざと本堂の脇に置いて帰ったというお話しです。
代表の佐俣が大工の修行中にインプットされた記憶の中では、「左甚五郎は完璧すぎる仕上がりにならないようにわざと忘れ物をした」という奥深い職人道の姿となっているようです。
このお話しには続きがありますので
気になる方は、京都府の民話集ご参照くださいね。
大工昔話、豆知識でした・・・