エアコンに頼らなくても涼しく感じる家のヒミツは外断熱二重通気工法と設計の工夫にあり

お客様から「夏休み、旅行から帰宅して室内に入ったら、外よりヒンヤリしているんです・・・。」

お客様から言われた印象的な言葉でした・・・

「断熱のしっかりされた家って暑いんじゃないの?」
外断熱二重通気工法が苦手なこと、得意なこと。

2020年の省エネルギー基準に向けて、多くのビルダーが高断熱に取り組んでいます。断熱をしっかりすることで、冬の寒さは解消できますが、断熱性能がよいだけに、干したお布団のように温まった断熱材が逆に室内を暑くしてしまうという問題が・・・

昔の民家は冬は寒いけど夏は涼しかったよね・・・
外断熱二重通気の家の仕組みは、昔の藁ぶきの家の考え方と同じなんです。

外断熱二重通気の家の仕組みは、昔の藁ぶき屋根の考え方と同じ。夏は土の冷たさをもらって室内を涼しくし、屋根下にある排気口から、常に室内の熱気を排気します。井戸水って夏は冷たく、冬は暖かく感じますよね。それと同様に床下の土間の温度は年間を通してほぼ一定。その力で、夏涼しく、冬暖かく室内を保つことができます。

加えて日射と風の通り道を設計する・・・

パッシブデザインの考え方はポピュラーになってきましたね。

建築の設計手法のひとつで特別な機械装置を使わずに、建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し、快適な室内環境をつくりだす手法のことです。

庇の出は重要なポイント

高気密・高断熱の住まいなだけに、熱を一度室内に入れてしまうと抜けにくいのが困りものです。
そこでなるべく真南を向いた窓に夏の太陽の高さを計算して日差しが室内に入らない出幅の庇を計画します。窓を真南に向けておけば、庇の効果で夏の日差しは遮り、冬の日差しは室内に取り込んで、家を暖かくするのに役立ちます。

お客様の声
「家中どこにいても温度の変化が少なく、ワンコも快適♬」

施工例はコチラをご覧ください

性能と意匠を共に叶えるビルダーを探して、ここにたどりついた・・・

以前住んでいた家は2×4で、築25年経ち、 傷みも目立っていました。。

冬はサッシから冷気が入り、足元にいる犬は寒がり、夏の床と壁からの熱気はエアコンだけでは冷やすことはできませんでした。

リフォームという選択肢もありましたが、終の棲家として快適に過ごす為には、家じゅうどこにいても同じ温度である家が必要なのではと感じていました。

日曜大工が趣味で家のリフォームも自分で行っていたので、ただの高気密住宅では、熱が壁を伝わるのを永続的に防ぐのは難しいのではないか、他の工法はないだろうかと探すうちに、和工務店さんの『外断熱二重通気工法』にたどりついたのです。

そして家の性能だけではなく、意匠も同時に満足させてもらえそうな会社を探しまわりましたが、和工務店さんはその二つを私たちの要求以上に高いレベルで満足させてくれました。

外気温が大きく変わっても、2階にあるリビングの温度が殆ど変わらない 。 新居で初めて迎えた夏は猛暑と言われてましたが、妻の感想は、「そうだったかしら? 」

家中に張り巡らせた温湿度センサーの値を日々確認してみて 驚いた事。 それは外気温が大きく変わっても、2階にあるリビングの温度が殆ど変わらない事です。

実際、朝晩の温度変化が大きい時期でも家の中は1℃以内の温度変化でおさまっています。 また、真夏と真冬には冷暖房を上手に使う事で、低コストで大きな温度変化を抑える事が出来ます。 引渡しを受けた夏は猛暑と言われてましたが、多くの時間を家の中で過ごしている妻の感想は、「そうだったかしら?」でした。

また、真冬の朝も布団から出るのが億劫という事がありません。
むしろ出かける前に、外の温度は何度だろう?と確認してから 洋服を選ぶ必要がある位です。

これら温度変化(湿度も)の少ない家を、爽やかな家だとか、 気持ちの良い家だと表現する事は可能なのですが 気持ちが良いという事は、その前後に気持ちの良くない時間があるために感じる表現なんだなと、分からせてくれたのがこの家でした。 言い方を変えると、この家は「気持ち良くない時」が無いため、まるで身体の一部の様に、怪我した時には気になって仕方が無いのに、 普段は使っているかどうかも分からないという位のストレスフリーな家という事が出来ると思います。

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