高断熱住宅には気密(C値)が大事!

まだ、高気密の住まいがポピュラーでなかった20年前にKAZで『外断熱二重通気工法』の無垢の家を建ててくださったS様
海がお好きで葉山の海の見える高台にお住み替えされることになり、二度目の家づくりのご注文をいただきました。

葉山のおうちも外断熱の無垢の家。先日、『気密測定』を実施しました。
KAZでは全棟、気密測定を行っています。

窓の開口を利用して機械を設置。廻りを目張りして外部との空気が移動できるところを機械のところだけにします。
この測定機から、空気圧を変えながら、空気を外に排出し、建物本体にある隙間の測定をします。

外断熱は、家の外側をグルリと板状の断熱材で覆うため、隙間をなくしやすい特徴があります。
屋根と壁がぶつかる箇所、外壁の入り組んだ箇所等も外側からすっぽり覆うので、隙間があった場合も目で見て分かりやすく、補正もしやすいです。

C値に自信あり!の和工務店

大工さんは丁寧に断熱材を張って、この検査の日を迎えます。
大工さんはこの日は『ドキドキ!!!』
通信簿をもらう日のような気持ちだそうです。

このC値。隙間相当面積と呼ばれるもので、上記の検査で建物にある隙間の面積(㎠)を建物の延床面積(㎡)で割ったもので表記されます。

省エネ基準から C 値の項目がなくなったのは残念です。主な理由は、UA 値のように設計時に計算できず、施工方法に頼るところがあるからのようですが、高断熱の住まいの性能を発揮するためには、最も大切な要素の一つとKAZは考えています。

2階は勾配天井で構造体を見せる予定です

大開口窓から海が・・・
素敵な家になりそうです。
またレポートさせていただきます。

S様宅のC値は0.26でした。
今回もA大工さん頑張ってくださり有難うございます♪

S様の青葉区のお住まい。
お住み替えにあたり、次のオーナーさんを探しています。
素敵なお住まいなのでよろしければリンク(下記写真)をご覧くださいませ。

お陰様で次のオーナーさんが決まりました。