4月に白い花を咲かせた浜なしが小さな実を結んでいます。
横浜支社付近の鶴見川ほとりにて撮影
横浜支社付近には、浜なしの畑が沢山あり、8月中旬から9月中旬ごろ、
農家の庭先や直売所で浜なしが販売されます。
とても瑞々しく、初めて口にした時は
「梨ってこんなに美味しい果物だったの?」と感動的でした。
浜なしは、ナシの品種名ではなく,横浜市果樹生産者の統一ブランド名だそうです。
主な品種はいわゆる”三水”と呼ばれる「豊水」「幸水」「新水」で,
その割合は豊水58%,幸水34%,新水4%,その他4%となっています。
市場出荷をせず、ほぼ全量が庭先などでの直売で販売されています。
一般的に果物は店頭にならぶ頃に完熟するように早目に収穫されますが
浜なしは樹上で完熟させる為、糖度も旨みもはるかに強いとか。
果樹生産者が完熟した食べ頃のものを朝収穫して
その日のうちに売り切るそうです。
私も毎年楽しみにしているのですが
うっかりしているとシーズンが終わってしまいます。
今年は、雹や台風の被害で生産者の方も苦労されているようです。
秋には、おいしく実りますように。
梨の花:あざみ野園さんのHPより写真をお借りしました。