毎年場所を変えて行われるNCN(SE構法/重量木骨)の総会、今年は大阪でした。
遠方だと必然的に泊まりになるので仕事が押していると非常にきつい。
しかし地場で働くことが基本の私達には出張は新鮮です。
見方を変えると非常においしい。
ということで気持ちを入れ替え、堂々と「おいしい」の方で行ってきました。
単純に大阪に行ける、ということもありますが、総会が行われるホテルが「ザ・リッツ・カールトン大阪」という立派なホテルということで「現代の一流サービスとは如何に」というリサーチも兼ねました。これはきつくない。
そして翌日は「聴竹居(ちょうちくきょ)」という最近再評価が盛んな実験住宅の見学ツアーもあります。NCNは総会の2日目に名建築の視察ツアーを組んでくれます(一昨年は愛知の明治村を見てきました)。全然きつくない。
今年の総会は昨年暮れのSOWEデザインワークショップで「特別賞」を頂いたので、その発表というチョイ仕事があります。
吉田兼好との好対照を生む紅一点のナレーターが今回は欠席だったのでその役回りは私に。明らかな戦力ダウン。しかし負けじと涼やかに解説しました。
結果、会場は立派でしたが物凄く横に長いため、「兼好オーラ」が隅々まで行き渡らず無念のチョイ受け。
班の皆は直前で「めちゃくちゃ面白いです!」と残酷にもハードルを上げた野池先生のせいにしたりしましたが、実際それもあるかなと思いますが、内容はそんなに悪くなかったと思います。「おもしろくわかりやすく」です。
そもそも会場が立派ですし、司会進行はプロレス実況でおなじみの辻よしなりさんだったりしたんです。アウェーの中よく頑張りました。
表彰は誰か一人かと思いましたが、皆に授与されました。
自分の働きからすると立派過ぎです。
つづく。