横浜市青葉区あざみ野にて、KAZの家が建築中です。
この家は、親子の大工さんが2人で造ってくれています。
大手ハウスメーカーや工務店などで豊富な経験のある大工さん曰く、
近年は、どこの会社でも住宅の規格化と工期短縮が急速に進み、
大工さんが腕をふるったり、後継ぎをじっくりと育てたりする余裕が
どんどんなくなってきているとのこと。
KAZの家は、手間がかかって大変だけれど、工期が適正に確保して
あるので仕事にしっかり打ち込めると話してくれました。
大工にルーツを持ち、職人道を貫くことを会社の理念としているKAZに
とって、これ以上ないほめ言葉なのではないでしょうか。
画一的ではない、1つ1つにお客様の個性が息づく家をつくる。
大工さんや職人さんの技術を活かし、誠実に丁寧につくりこむ。
お客様、職人衆、工務店、みなが満足できる適正な工期で建築する。
これらをバランスよく成り立たせるのは、とても難しいことですが、
和工務店が注文建築の理想を追求しようとしている以上、
これからもこの課題にひたむきに取り組まなければならないと痛感しました。。