10年後のブラックチェリーの家

T 様邸

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ご新築をきっかけに、今ではご自宅でお料理教室もされているＴさまのお住まい。
１０年以上経ったお住まいは、どのような変化を遂げたのでしょうか？
お料理教室が開かれているある日の午後、お邪魔させていただきました！

出来るだけ自然体でと造園屋さんにセレクトしてもらった緑も豊かになったアプローチから玄関へ・・・
エントランス周辺はご主人の趣味、バイクのお手入れも出来るよう軒下を広めにとりました。

コンクリート土間は白を少し混ぜたワックス（クリア塗料）で仕上げで汚れ防止に。低い窓は外からの視線をかわし落ち着いた雰囲気に。

お料理が大好きな奥さまの使いやすさを大切にしたキッチン。会話もはずみます♪

直接作業が出来て、お手入れもしやすいステンレス天板のキッチン。

大勢でも作業できるキッチンは、お料理教室でも大活躍！

ステンレスと白いタイルのコントラストがシックなレンジフード周辺。パントリーそばには小さなワークスペース。

箱の収納は置かず、壁面はブラックチェリーのシンプルな棚で統一しました。

ダイニングはウッドデッキに面し開放的に。窓の奥にある近隣の森を眺められるよう配慮。

スキップフロアでゆるやかにつながるリビングダイニング。キッチンに立つ奥さまとリビングでくつろぐご主人の目線が一緒になるように配慮されています。

斜め天井のリビング。窓の向こうには近隣の森の緑が。春にはお花見も楽しめます。

洗面、ＷＣ，洗濯機全てワンルームにした、ホテルライクな水回り。

洗面台はブラックチェリーの箱が浮いているイメージで。鏡付収納もシンプルに。

浴室も白で統一。白い空間に映えるブラックチェリーのタオルラック。

経年変化したチーク床は飴色に変化。多少の傷も、無垢材なら味わい深い表情に。

デッキや周辺の緑に包まれたお住まいです。窓から見える緑に癒されます。

家づくりを始めるきっかけ～完成した時のご感想などT様にお伺いしました。

Q. 家づくりのきっかけ、経緯などを教えてください。

A. 家づくりを考え始めていた頃訪れた友人宅（ＫＡＺ施工）で、玄関を開けても寒くないことに驚きました。その時に言われた「一生に一度の家づくり。みんなと同じでいいの？つまんないじゃん」との言葉が印象に残りました。その後検討していた他社の予定がたまたまキャンセルとなり、ＫＡＺへ来社。自然体で対応してもらい、印象が良かったのを覚えています。「何畳のお部屋をいくつつくりますか？」という質問ではなく、「どんな暮らしがしたいですか？」というヒアリングが新鮮でした。

夫婦の好みはアジアンな雰囲気。２人のイメージにそんなに違いはありませんでした。打ち合わせは私（奥さま）が主導で、友人に洋書を借りて参考にしたりしながらイメージを伝えました。外観とインテリアが主張しすぎないように、とにかくシンプルにとお願いしました。

キッチン天板は厨房屋さん、下の収納はＫＡＺの家具工房にお願いしました。照明とキッチンはショールームを見て回って確認しました。ＩＨだとレンジフード横のタイル部分も汚れにくく、年数回拭く程度ですんでいます。キッチンの棚の小口にのみブラックチェリーを合わせてコストを抑えながらインテリアに統一感を出しています。

Q. １０年過ごされてのご感想は？

A. お料理教室を始めるようになって、一時期外部でもお教室をしていましたが・・・（お店では）外や緑が見えないので、自宅での教室を再開して気持ちがほっとしました。おかげさまで生徒さんからも自宅での方が良いという声が多いです。

Q. 温熱環境はいかがですか？

A. 何となく暖かく、何となく涼しい。快適です。犬の散歩から帰ってくるとき特に感じます。（ご主人）
冬の朝がすごくいいです。洗面所も寒くないし、ふとんから出られます（笑）（奥さま）
夏は１階はエアコンなしで、ドアを閉めていても眠れます。暑い時は１階寝室のドアを開けて、２階のエアコンのみでＯＫでした。（２階のエアコンは木造１０畳用）夏良く眠れるので、夏バテしなくなりました。以前は夏バテで食欲がなく、毎夏体重が５，６キロ落ちていました。（ご主人）
光熱費は昨年８月電気代が約１８０００円くらい。うちはガス代はなしです。エアコンはつけっぱなしでした。昔住んでいたテラスハウス（お同じくエアコンつけっぱなし）より安いです。ゆるくつけっぱなし⇒無理せず快適⇒コストも安い。ソーラーサーキットはすごいと思います。この家に来てから、植物も良く育つんですよ。人間も気持ち良いのかな。（奥さま）