10年後のKAZの家

N 様邸

所在地神奈川県横浜市青葉区
竣  工2000年12月
敷地面積125.11㎡(37.84坪)
延床面積119.75㎡(36.22坪)
1階55.96㎡(16.92坪)
2階49.13㎡(14.86坪)
構造/工法木造軸組/外断熱二重通気工法

先日ウッドデッキを新しくリフォームされた、横浜市青葉区にお住まいのNさま邸。
建てられてから10年以上経つNさま邸にお邪魔して、お話を伺ってきました!

先日の「KAZのリビング特集」でもご紹介いたしましたNさまのお住まい。
アメリカからわざわざ取り寄せた古材を柱や天井に利用したこだわりのお住まいです。

そのせいか、漂う空気感も程よくアメリカンな雰囲気。
ちょっとジブリ映画を思い出すような、そんな大らかで素敵なお住まいでした。

10年以上を経て、お子さま達と共に家も成長。無垢の床材も飴色に経年変化していました。

カラフルなファブリック使いが楽しげなリビング。

黄色い壁が優しい雰囲気をつくりだしています。ワンちゃんがお出迎えしてくれました^^

左手にキッチンと、右手には奥さまの作業スペース。アメリカから取り寄せた古材が存在感を漂わせています。

奥の階段室上部には天窓があるので、ほんのり明るい光がリビングにも自然に入ってきます。

リビング右手にはサンルーム。「ここでビールを飲みたい」というご主人のご希望から生まれた空間です。

(左)天窓もあるので植物たちは元気に育ちます。(右)奥様の作業スペースからもグリーンを楽しめます。

天窓の光が優しい廊下部分。ワンちゃん用のゲートも木製でインテリアの邪魔をしません。

(左)廊下奥には明るい洗面コーナー。温かみのあるタイルづかいが素敵です。
(右)WCの奥には物入れをつくりました。木製の扉は収納への入口。空間を無駄なく利用しています。

階段も、タイルがカラフル!Nさまがお好きなプロバンス風な雰囲気たっぷりです。

こちらはご主人のお仕事スペース。写真を焼いたりできるようになっています。

(左)洗面室の床材は水に強いハードサイプレスで。大きな鏡の額縁もタモ材を使用することで温かみをプラス。
(右)浴槽は広々!目隠しフェンスがあるので、視線を気にせず外で涼むことも出来ます。

玄関扉を開けると、テラコッタタイルのスペースに。「タイルの蓄熱は冬ほっとする暖かさです」と奥さま。
広い空間なので、ピアノや歌を楽しむスペースとしても。ピアノ左の白い機器が、クレダ(電気式蓄熱暖房機)。
これ一台で、家全体を温かくしてくれます。

玄関横には、階段下を利用した大容量の収納スペースが。

(左)玄関アプローチは手仕事感あふれる雰囲気。
(右)インナーガレージの扉も木製で。夏は「中がとても涼しい」とのこと。

Nさま邸外観。優しい黄色の外壁と、木部の組み合わせが可愛らしい雰囲気です。

家づくりを始めるきっかけ~完成した時のご感想などN様にお伺いしました。

Q. 家づくりをされてかなった夢や楽しまれている家時間などあれば、お聞かせください。

A. 前の家が冬寒かったので、一番は家全体が暖かいこと。冬はクレダ(蓄熱式電気暖房器)のみで他の暖房は不要。火を使わないので、お友達の子どもが泊りに来ても安心して過ごせました。外から帰ってすぐ家が暖かいのでほっとします。お風呂場も含め、1階からロフトまでまんべんなく暖かい。「家があたたかく待ってくれている」感じです。窓はエクセルですが、結露が全くないのもとても良いですね。

Q. 反対に、夏は如何ですか?

A. 夏は少し暑いので、リビングのエアコンを26~27℃くらいの設定でつけることもあります。子供部屋として使用しているロフトの部屋も少し暑いので、夜寝る前ギリギリまでエアコンをつけて、寝るときに消しています。

Q. 家づくりの際にこだわられたことは何ですか?

A. アメリカの古材は、この大きさのものは当時日本では手に入りませんでした。なので輸入で取り寄せて和さんに使用してもらいました。プロバンス風のインテリアにあこがれていて、和さんが持ってきてくれた洋書などを参考に考えていきました。とにかく木を沢山使って欲しいともお伝えしました。

Q. 和工務店に家づくりを依頼したきっかけは何ですか?

A. 家づくりのきっかけは「家賃を払うのがもったいないなぁ」ということからでした。外断熱の家を建ててくれるところを探していて、他社にも相談にいきました。「いい家が欲しい」という雑誌を見て和工務店でも外断熱をやっていることを知り、来社しました。事務所周りの自然豊かな環境や、アットホームな雰囲気が良いなぁと思いました。自宅での打ち合わせも良くして頂きました。

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