当日は、桜吹雪の舞う春の朝でした。まるで公園の一部のように感じられる外観は、静かに主張する可愛らしさがあるデザインです。
家族の「楽しみ」を合わせた暮らし
素敵なキッチン、ご主人のワークスペース、遊び心溢れる子ども部屋 etc…
お住まいの魅力は、家族一人一人の「楽しみを集めた」豊かな暮らし。
中に入ると、時間の流れがゆったりしていて、とても居心地の良い空間になっています。
暮らしを楽しむ人の調理器具が揃うキッチン
豊富な調理器具が綺麗に並ぶキッチンは、丁寧な暮らしをされる方の憧れです。
古窯変のタイルやトグルスイッチもバランスよく主張して、良い風味を与えてくれています。
書斎・ワークスペースは適度な広さ
広すぎると籠りすぎてしまう、だけど一人の時間も大切。そう思わせてくれる「ちょうどいい空間」。
少しの時間を過ごす、自分だけの作業空間の横に小さな小窓が。
これは家族と自分を繋ぐ「思いやりの小窓」
今は集中しているのかな、声をかけてもいいかな。
相手の様子がわかるために必要なもの。
「ご飯できたよ、すぐ食べる?」
「一度息抜きしませんか?」
ドアをノックするよりも
声をかけやすい窓になっています。
収納は空間を上手に使う、センスある選択
衣類収納は、廊下に。扉があると圧迫感が出るのでカーテンに。玄関脇の扉つきの浅めの収納にはお子様の学校グッズをかける。「見せるところ」「見せないところ」、「生活がしやすくならないかどうか」をしっかり考えぬいて無駄のない空間づくりになっています。
施主様の要望スケッチから忠実に再現
施主様奥様のイラストが素晴らしく、打ち合わせの共有はスケッチを用いていただきました。スケッチに忠実に再現されているところも多いのは、イメージのすり合わせがしっかりできているからこそ。
奥様にその話を伺うと、ご夫婦間での要望の共有にも役立っていたようです。
要望整理の段階ですり合わせを行う方法は様々ですが、スケッチでここまでされるのは中々いらっしゃいません。
《施主様インタビュー》
Q. 家づくりを始めたきっかけはなんですか。
A.子どもの小学校入学までに戸建てを建てようかと検討した際に、和工務店で施工した友人宅を訪問した時にとてもよかったことがきっかけです。まだ施工するかどうかも検討する前段階で、とりあえず話を聞きに行ってみました。
Q. 初めて来場した際のエピソードを聞かせてください。
A.実際に行くまでは、正直計画すらできるのか、自分たちは建てたほうがいいのかどうか迷っていましたが、色々と話を聞いてもらってから、社長に「うちでやるかどうかは置いておいて、これだけ素敵な要望もあるわけだから、自分の家を建てたほうがいいですよ」と言われたことで、計画を進める決心がつきました。あれがなかったら建てていなかったかもしれません。
Q. 建ててよかったことを少しだけ聞かせてください。
A. 和工務店で建ててよかったところはたくさんありますが、1番は「みんなで一緒になって楽しみながら色々と出来たこと」家づくりは大変だと聞きますが、とにかく楽しい時間でした。打合せ中も施工中も皆さんと作っている、一緒に作り上げる感覚が楽しかったです。
Q.特に印象に残るエピソードはありますか?
A.打合せ中は、設計の香川さんや伊藤さんにたくさん聞いていただいて、「こんな要望伝えていいのか」ダメもとで香川さんに相談してみると話にのってプランに組み込んでくれる。受け止める幅が広いことは本当にありがたかったです。伊藤さんにもたくさん話を聞いてもらって、たくさん受け止めてもらいました。
また施工中は棟梁にたくさんお世話になって、子どもたちはすっかり棟梁のファン。施工中は「棟梁、棟梁」と追いかけまわしていました。元々現場の近くに住んでいたので毎日棟梁に会わないと学校に行かないと言っていました。ある朝「学校に行かない、棟梁のそばにいる!」と現場から学校に行きたくないと言い出した日がありましたが、棟梁が「今日学校で覚えたこと3つ、帰りに聞かせに来てくれる?」と言って送り出してくれました。また会いたいなぁと子どもはよく話しています。
Q. 完成し、これからの生活、暮らしの中でしていきたいことなどをお聞かせください。
A. この場所を選んだのは、「公園の中にいるような庭を感じられる場所であったためです。」公園から家まで続く開けた場所が気に入ったんです。実は学生の頃に公園を作りたい夢があって、家の窓から見える景色は公園の一部みたいな感覚になります。日中、目の前の公園は、保育園のお散歩で遊びに来ている子たちにうちの前まで来て窓越しでお話しできたらいいなと思っています。
そのために実のなる木を植えたんです。いつかその子たちが小鳥のように食べに来てくれないかなぁと思って(笑) いつかの夢です。
N 様邸
[table id=57/]